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Fire of heart

Fire of heart


登場人物
マルチェロ(DQ8)、竜王(DQ1)、エイト(DQ8)、キーファ(DQ7)、マリア(DQ2)、アリス(DQ3)、トロデ(DQ8)


滴る血潮は熱く。
立ち上る吐息もまた熱く。
突き刺さる視線はより熱く。
巨竜は熱を孕みつつ、牙を剥く。

その目の前に立ち尽くすのは、一人の騎士。
守る主も無い、守る契も無い。
あるのは一つ、勝利への、生への執念。
逃げの一手。
彼はその一つの道を選び取ろうとした。
しかし。

(なんと…愚かで…!そして…!)
「グォォォォ……ォォォォォォン」
(何故こうも、恐ろしい!!)

突きつけられた現実に、マルチェロは素直に恐れを抱くしか無かった。
逃走した彼を追ってここまで追跡し、目の前の巨竜は明確な殺意を口にしたのだから。
ご覧の通り瀕死の状態にも拘らず、だ。
命を賭し、全てを擲ち。
純粋な怒りに身を任せ、全ての滅却のために。
荒ぶる竜を見た彼は、眉を顰め舌を打つ。
痛みの余り流れ落ちる冷や汗を拭う。
穿たれた傷穴から止め処なく流れ落ちる血を癒しの光で抑えつつ、迫る巨躯へと嘯いた。

「…形振り構わず足掻くか、空翔し気高き竜」

剣を握る手に力が篭る。
びくり、と脈動しかけた青白い輝きを秘めた刃を宥めつつ、切っ先を竜の眉間へと向けた。
迎撃。
それが彼の選択であった。

「血と泥に塗れ、全てを奪われ、哀れに吼える覇竜など居まい。せめてその醜い姿、一時も早く消し去ってくれる」

最大限の嘲りを、挑戦的な視線と共にくれてやる。

(─怒るならば、存分に猛り、怒り狂うがよい)

竜を怒らせ、隙を生む。
彼の苦肉の策の一つ。
本能の侭の昂りの力は、確かに恐ろしい。
だが、猛る竜の身は一目見れば解せるように今にも崩れ落ちんばかりの消耗を見せている。
加えて、先の斬撃により翼を穿たれ、鈍重となった身。
隙さえあれば、如何にか逃げる策、若しくは攻める策も生じるだろうと考える。
縦んばそのどちら共が至らぬにしても、竜の限界を待つだけだった。

(貴様の挑戦、受けて立とう…精々足掻くがよい─)

マルチェロは唇を歪め敢えて哂った。
昂りを抑えられていた剣に、紫の輝きが宿る。
古代のルーンが成す剣文を妖光が彩り、浮かび上がるは紫炎の如き刃。
竜は彼の嘲罵を耳にしたかは知らぬが、睨み合いを解き、ぐらつく足で疾走した。
鮮血の足跡と、一歩毎の大地の震えを残しつつ、此方に迫る。

(─最後まで立っているのは、私一人だ)

しかし。
彼の退路は悉く狭まりを見せる。
彼には、神の加護など無いかのように。

「ぅおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっ……!!」
「っ!?」

青年の叫びが、戦場を劈いた。

大気を震わさんばかりに轟いた絶叫は幻聴に非ず。
聞き覚えのあった声にマルチェロの思考は濁された。
またもや想定外。
突然の事態に鼓動が跳ね上がる。
危機に次ぐ、危機。
咄嗟に振り返った彼の眼に微かに写るのは、見慣れた顔。
存在し得るはずも無いと思っていた乱入者による絶叫に、マルチェロは隻眼を見開かざるを得なかった。

「つぁぁぁーーーーーっ!!」

目の前に居た竜と紛わんばかりの咆哮に気圧され、刹那の回避も侭ならない。
宛ら弩から放たれた矢の如く、鋼鉄の王の名を宿す穂先が彼目掛けて迫る。
マルチェロが振り返った刹那、竜が跳んだ。
正確には獲物を追う獣のように姿勢を瞬間的に低くして、軋む膝をも省みず全力で荒城を駆けたのだったが。
矮小なる存在には地面を掠めんばかりに低空を飛翔したように見えただろう。
視界を影が差す。
竜の熱い息吹が背後にヴェールを被せられたかのような感触として伝わり、マルチェロは総毛立った。

(回…避をォォォッ!!!)

死の淵に立たされた人間としての生存本能がそうさせたのか。
もしくは危機に瀕しその手の内の剣の力にほんのちょっぴり身を任せた為か。
理由は解せないが、彼の思考はいたって冷静かつ的確であった。
次の瞬間、マルチェロの殺戮に特化した効率的な行動にエイトは驚愕した。
ふつう槍を向けられたら全力で避けようとする。
しかし。
マルチェロは。
逆に思いっきり突っ込んだ!

(なッ!?)

回避の予兆すら見せず此方に迫り来るマルチェロに、瞬間的に激昂が薄れる。
エイトの瞳は覚醒したかのようにいつもの純粋な輝きを取り戻した。
同時に、背後の巨竜の鋭い爪が振り上げられているのも目に入る。

(血迷ったか、マルチェロ!?)

無謀を通り越し、自殺行為に思えるこの挑戦に、あの打算的な男の面影を見出せない。
この事実がエイトの混乱を誘った。
そして、槍の穂先がまさに左胸に届こうかという刹那、エイトの世界がスローモーになる。
自分の額を流れる汗も。
風に揺らぐ前髪も。
目の前の男の変化する表情も。
竜の渾身の力を込めた手が振り下ろされる挙動も。
全てが停止に向かうかのようにゆっくりだった。
そして、微々たる動きでマルチェロの胸に吸い込まれていく穂先の、その軌道上。

割り込んだのは、殺戮を求め止まない脈動する刃だった。
先端が禍々しい刃の装飾に触れ、青白い火花が散り爆ぜる。
その瞬きにも満たない短い時間の出来事。
それすら眼に写るほど、エイトの動体視力、反応、感覚は研ぎ澄まされていた。
故に、マルチェロが剣を持つ手の角度を僅かに内へ引いたのも、はっきり見てとれた。
だが。
止まれない。
金属の擦れ合う嫌な音が一瞬生まれ、短い閃光が広がる。
二人は交錯し、すれ違いを終え激しく転倒した。

「うぐああぁっ!!」
「っぐぅ!」

倒れこんだエイトの顔は苦痛に歪む。
あの数瞬ほどの短い時間で判断したかどうかは判らないが、マルチェロはエイトを向かって左側に弾いていた。
それゆえ、彼は傷めた左肩で加速した体の反動を全て受け止めることになる。
左手を地に突いたエイトの口からは呻きが漏れ、マルチェロに比べ『一手』立ち上がるのに遅れを取った。
それもまた計画通りか、はたまた殺意有る剣皆殺しの剣の成せる業か。

エイトは、竜の目の前に転り込む。
マルチェロは眉根に深く皺を刻み、眼を見開いた顔のまま、微かに嗤った。
怒れる竜の手は、止まらない。

「グルォォォァアアアアッ!!」
「うああああああぁぁっ!」

巻き上がる土埃に向き直り、激しく弾む呼吸と流れ落ちる冷たい汗と一人格闘する。
精神的にひどく動揺しているのは、恐怖のせいばかりではなかった。
凶器を持ったままの右の拳を震えるほど強く握り締める。

(この剣……!!!)

あの常人には到底脱出不可な状況から見事逃れたのは明らかに私の意思ではなかった。
何が起きたのか一瞬には判断しかねたあの瞬間、意識は混濁を見せる。
気づいたときには、背後に転倒したあの男がいた。
驚愕に歪んだ表情のまま、唇だけが笑みを作っていた奇妙な感覚を思い出す。

(まずい…非常にまずいぞッ…!)

握り手が熱い。
頭には鈍痛が響く。
傷口と共鳴して、灼熱に塗れるような感覚すら覚える。
頭を激しく振り、何とか息を整えた。

(剣に…喰われる…ッ!!)

このまま乗っ取られてなるものか。
その確固たる意思を何とか突き動かし、慌ててザックに手を突っ込む。
そこからずるりと引き出したのは、予め弾を一つ装填しておいたグスタフ。
左手で構え、右腕に乗せて狙いを定めた。
落ち着けと自らに言い聞かせて、引き金を引く。
射出された弾は、煙の尾を引いて、巻き上がる土埃からうっすらと見える竜の影に向かう。
痛んだ身体と片腕では支えに乏しく、反動で尻餅をついてしまった。
放ったのは煙幕弾。
煙により更に視界を奪い、加えて嗅覚をも妨害するため。

「ブォオオオオォォォ…」

頭を振って煙を振り払おうとする竜。
何処かにあの男もいるだろうが、反応は無かった。
しかし、関係ない。
(荒ぶる剣よ、望む奴らの血肉、喰らわば喰らえ。 だが、持ち主たる私までは決して喰らわせはせんぞッ…!!!)
確固たる信念を持ち手の内の剣に思いを投げかけた。
視覚、嗅覚は利かぬ、避けれまいと高々と掲げた剣を一気に振り下ろし、煙の中の二者へと放つ。
紫煙のように蠢く斬撃は、二筋に別れ揺らぎつつ煙を貫き突っ込んだ。

(…当たったか?)

肩で息をしつつも、目線はぴたりとそちらに向ける。
奴─エイトと言ったか。
ゴルドでの戦いではメラゾーマの直撃すら生身で耐えたのを確認している。
奴の堅固さは計り知れない。
そして、はたと気づいた
煙の中。
巨大な影が動いている。
晴れつつある土煙は突如爆散した。

「グォオオオオアアアアアアァァッ!!!」
「ぐ、くっ…!!」

煙から飛び出したのは永遠たる巨竜。
血を流し、鱗を砕かれ、傷を刻まれ、全てを奪われ。
本能たる怒りのままに、獲物を喰らう竜が此方へ来る。
鬼気迫る形相で迫る竜。
瞳に宿る殺意。
血に染まった体躯。
鈍く輝く牙と爪。
全てが常人なら失禁しかねないほどの恐怖を与えた。

─駄目だ。
(イケ)
─勝てない。
(キレ)
─殺せない。
(コロセ)
─殺される。
(ミナゴロセ)
「うわあああああああああああああっ!!!!」

濁り、混じり、共鳴しつつある刃を何かが伝う。
真紅の水滴が滴り落ちるのと、竜の体が傾ぐのはほぼ同時であった。

「ガッ…ブ…グッ………」
「…………………!!」
「ッ…ガハッ…」

地響きを立て、竜は倒れた。
口からは、吐血。
ごぼごぼと、堰を切ったように溢れ出る。
胸には、袈裟懸けに斬られた傷。
竜の転倒が引き起こした激しい振動に、呆然としたまま足を取られて座り込んだ。

「……ッ!はぁっ、はぁ、はっ、はぁ、はぁ…はあっ…」
「ゼハーーーッ…ハッ…ゼェ…」

─生きている。私は生きている!!奴はもう死ぬ!勝った…!逃げろ!速く、逃げろ!
絶大な恐怖感を乗り越え、何とか平静は保った。
もうあの竜は死ぬ。
様子がおかしかったが知ったことか。
今、私は勝利へ徐々に近づいているのだ…そうだ。
立ち上がり、踵を返そうとした、そのとき。
足音。
そして、金属音。
新たな傷が見られない所を見ると、竜の爪も剣の斬撃もどうにか回避したようだった。

「……どうやら…貴様は、どこまでも私を邪魔立てする運命らしいな」
「…マルチェロ」

殺戮者の名を呼んだのは、ぼろ布のように傷みながらも、槍を杖に立ち上がっていた勇敢なる兵士。
だらりと下がった左腕。
あちこちにできた痣。
それすら彼は厭わない。
二本の足で大地に立つと、何も言わずに右手の槍を脇に構えた。

「……」
「ゴルドでは敗北を喫したが…今の貴様は『ひとりきり』」
「っ!」
「死ぬのは、貴様だ」

『ひとりきり』
その言葉はエイトの心を深く抉った。
ここにヤンガスは、ゼシカは、そしてククールは居ない。
後者二人とは永久の別れとなってしまった。
心の中にぽっかりと空いた穴を、マルチェロの無遠慮な言葉が深く貫く。
しかし。
彼は至って冷静のままだった。
全力で、マルチェロを否定する為に。
漆黒の瞳を、その手に握る槍のように鋭く向けたまま逸らさなかった。
マルチェロはまた嗤った。
先ほどと違い、自らの意思で。

「……はあっ!」
「フン!」

銀の槍と、紫の剣が交錯する。
先程の激昂に任せた突進とは違い、冷静さを取り戻したエイトの槍術は冴え渡っていた。
マルチェロの僧衣を風切り音と共に掠めつつも、皆殺しの剣を寄せ付けない。
攻防一体の戦法を取る相手に、マルチェロは歯噛みした。
しかし、長い獲物に片腕は不向き。
槍を振るう度に出来る隙が、徐々に大きくなってきた。

「これはこれは…」
「っ!?」

眼前に迫るのは、薄い嘲笑。
槍を旋回させた瞬間に、マルチェロが懐に潜り込んできた。
その手に握る剣も大振り、むしろ不利なのにも関わらずだ。
その困惑が生んだ一瞬の隙を掴み、マルチェロは空いた左手でエイトの左肩を掴んだ。
大きめの手がギリリとその傷口を締め上げる。
握り締められる傷みが鋭く響く。
しかし右手の槍は決して取り落とさない。

「…ぐぅっ」
「左肩を、どうした?」

皮肉には耳もくれず、短く持ち替え、自らの肩を握る相手の腕を狙う。
しかしそれを見越したか嗤う男はそのまま、剣を振り上げると、柄の部分を左肩に叩き付けた。
そのまま減り込むように喰らい込み、ミシリと嫌な音が脳を揺るがす。

「ぐっ、あああああぁっ!!」
「…そこを…退けっ!!」

感情の昂ぶりの為か、果てしない怯えの為か、はたまた焦りの為か。
どれとも言えないが、マルチェロは幾分饒舌であった。
エイトの見たところ表情に落ち着きが無く、かつてのポーカーフェイスが見られないことに違和感を覚えつつある。
幾分不安定な表情のまま、マルチェロは苦痛に顔を歪めるエイトの腹を長い足で蹴り飛ばし、距離を取った。
石畳に転がりつつも、体勢を立て直す。
起き上がったエイトが見たのは、到底届かない距離であろう位置から刺突を放つマルチェロであった。

(斬撃が、来るッ!!)

目視できずとも、殺気は風と共に伝わった。
頬をふわりと風が撫ぜ、一瞬送れて視界の右側が紅に染まった。
熱を持った痛みがさらに遅れてエイトを支配する。

「ぐ、くっ…うぅ…」

─右眼は、開いた。
間一髪、僅かに眼の下辺りから耳の方までざっくりと切り裂かれるに留まったようだ。
ぼたぼたと血は滴り落ち、石畳を真っ赤に染める。
マルチェロは右側に回り込み、此方へ疾走している。
視界を奪い、勝負を決めるつもりであったようだ。
回避すべく、エイトは跳躍した。

「なッ!?」

完全に視界を奪ったと思ったか、マルチェロは逆に虚を突かれたらしい。
振り下ろされた槍を辛くも大剣で受け止めた。
エイトの追撃は続き、受け止められた槍を支点にぐるりと前方にとんぼを切って背後を取る。
そのまま振り向かずに石突きを後ろに突き出し、マルチェロの背を思い切り突いた。
正確に脇腹の辺りを突かれたマルチェロの体が傾ぎ、激しく咳き込みつつ前に倒れこむ。
舌打ちと共に振り返りつつ、足元を皆殺しの剣でなぎ払われるが、避けようともせず一歩踏み込む。
地面を掠める刃と身体の間にメタルキングの槍を割り込ませ、全体重を掛けて押し返した。
バックステップで互いの距離をとり、大きく息をついた。
マルチェロは額の汗を拭い、エイトは頬からの血を拭う。
僅か数分のやり取りに過ぎないが、一戦争終えた後のように疲労感を感じていた。

「……」
「……」

ふとした瞬間に訪れた沈黙を破ったのは、エイト。
しかし、仕掛けた訳ではなかった。
怪我の度合いもさながら、顔からの出血量が大きく意識が一瞬遠のいた。
その為、膝を突くという致命的な隙を生み出してしまった。
期を逃すまい、とマルチェロは飛び掛る。
しまった、と思えどもう遅い。
槍を構え直す間も無く、刃が喉目掛け振り抜かれようとした。

「エイトーーーーーーーッ!!」

響く声を最後に聞いたのは、いつだったか。
流星の如く現れた王子は、殺戮の刃とエイトとの間に割り込んだ。
皆殺しの剣も彼の邪魔立てを覚えていたか、再び握りが熱を持つ。
マルチェロの脳裏にもまた、トロデを仕留め損ねた時の歯がゆさがフラッシュバックした。
双眸は見開かれた後、激しい怒りが宿る。

「また会ったな…この野郎ッ!!」
「小僧…ッ!!!貴様……ッ!!」
「キ…キーファさん…」

トロデを救ったあのときのように。
今度は『息子』であるエイトの命の前にキーファは立ちはだかった。
かつての屈辱を呼び覚まし、マルチェロは歯を食い縛り鍔迫り合いに入る。

「貴様もッ……!貴様も邪魔立てする気かッ!!」
「どうしたぁ!!クールぶってたのは、芝居かよッ!!」

エイトからマルチェロを離すべく、キーファは体重を前方にかけて突進する。
年齢の割に大柄なキーファでも、僅かに体重差はマルチェロに分があった。
僅かに下から見上げる形となり、キーファは重心を僅かに下へずらす。
これを好機と見たかマルチェロは柄にも無く深追いに出る。
体重を一瞬引き、剣を真上に振り上げた。
しかし、これがキーファの狙い。
素早く腰に差した氷の刃を振りぬいた。

「ぐっ!」

マルチェロの僧衣に霜が纏わりつき、氷の粒が強かに顔を打ち据える。
吹き荒れる氷の風にマルチェロは転倒した。
その隙を突き、エイトを助け起こす。
エイトは呼吸はしっかりしているし、目も開いていた。
自ら、もう立てると槍を突き立ち上がろうとする。
キーファは、まだ覚束ない足取りのエイトの前に立ちはだかった。

「…小僧…貴様、一人きりで敵うと思ったか?」
「ひとり?」

キーファは不適に笑った。
構えは崩さない。
マルチェロも、星降る腕輪による効果で敏捷性においてキーファに劣ることは重々承知している。
霜を振り払いながらも、迂闊に攻め入ることはしようとしなかった。
キーファの性格上、ここで突っ込んでくるとマルチェロは予測していた。
しかし、彼は笑ったのだ。

「ひとりじゃ、ないさ」
「何だと?」

挑戦的な瞳に眉を顰める。
マルチェロの疑問を突き破ったのは、少女の咆哮であった。

「覚悟ーーーーーーーッ!!」
「!!なっ…」

########################################
時刻はほんの少し遡り、崩落した架け橋の前。
飛び越えるわけにもいかず、向こう岸に到達する手段がないトロデとアリスは途方にくれていた。

「くっ…!橋が落ちて居るとは、どうしようもありません」
「だが、これではキーファ達も向こうへは渡れまい…どうしたものかのう」
「…ーい、おーい!アリーーース!トロデのおっさーーーん!」
「むう?」

曇天に浮かぶのは錯覚ではない、確かに天馬。
天使のような純白の翼をはためかせ、まるで重さを感じさせぬようにふわりと対岸の荒城へと舞い降りた。

「こ、こりゃ幻じゃあなさそうじゃのう…おーい、キーファ!そやつ、ファルシオンか!」
「ああ!でも詳しい話は後だ!」
「マリアさん、そちらへ渡る手段を持っていますか!?」
「あ、はい!えーと…アリス、トロデおじさまの手を掴んでてください!」

二人がしっかり手を握り合うのを確認して、杖を振り光弾を放った。
光の弾が当たると、二人の身体は空間を削り取られたかのように瞬間的に対岸に運ばれる。
不思議な感覚だったが、ともかく堀は渡ることができた。

「よし、急ごうぜ」
「あ…ファルシオンはどうしますか?」

白馬は小さく唸りを上げ、その存在を主張する。
尋常ならざる能力を備えてはいるが、彼は馬。
少々考えるが、アリスの顔がぱっと輝いた。
皆、はてと顔を見合わせる。

「!トロデさん、馬術の心得は…」
「むう?娘が馬じゃったからな、馬の気持ちは誰よりわかっとる」
「う、馬ぁ?」
「それは、良かった。…ファルシオン、危険なのは承知です、ごめんなさい…私達に力を貸して下さいませんか?」

承知の合図か、ファルシオンは頷きアリスに鼻を摺り寄せる。
白馬をの顔を優しく抱きしめ、少女らしい可憐な笑顔を振りまいた。
アリスの提案は、実にシンプルな策。
なおかつ、奇策。
それは、空からの奇襲であった。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
細身の剣を振りかざし、頭上に降ってきたのは少女。
完全に虚を突かれ、対応する術も無かった。
隼の剣筋は、マルチェロの背に二筋の紅を刻みつける。

「ぐ、あぁっ!」
「トロデさん、マリアさんを彼のそばに!」
「おお、まかせておけい!!」

マルチェロが見上げればそこには飛翔する白馬。
見間違いではない、確かにそこにいた。
はためく黄金の外套、その手には隼を模した剣。
威風堂々たる覇気に、まっすぐな瞳。
謎の少女に、痛む背を庇いつつ激昂する。

「貴様…何者だッ!!」
「殺人者になど誇りある我が名を教える必要なし! 」
「ぐっ…」

言い知れない迫力に、思わず口を噤んでしまう。
白馬はゆっくりとキーファの背後のエイトの傍らに舞い降りた。
トロデはひしと、心優しき忠義者に身体を寄せておいおいと涙を流す。

「マリア、はようエイトを…」
「わかっていますわ。今回復します」
「…陛下…」

エイトは安堵の溜息を吐いた。
こうして、守るべき人がここに生きている。
見たところ五体満足だ、こうして喋りかけてくれている。
だから、とてつもなく安堵した。

「陛下がご無事で、本当によかった…」
「…馬鹿もん!自分の身体を省みろ…こんなに傷つきおって…」
「…すいません…」
「息子を失う悲しみを、親に味わわせてくれるな…!」
「!」

涙が出るほど喜ばしかった。
天涯孤独であった自分を拾ってくれた恩義。
加えて、彼は親愛の情をトロデから受け取ったのだ。
息子と呼んでもらえ、涙しそうになったのを、マリアの手前ぐっと堪えた。
そして、こうして自分の守るべき人が生きていた今。
守ることができなかった姫を思う。
ローラ。
こうして自分の守るべき人だけが生きていることを、僅かに後ろめたく思う。
だからこそ、マルチェロを許すことはできない。
アレフの全てを奪った男を、許すわけにはいかなかった。

「…マリアさん…でしたか。もう大丈夫です」
「あ、でも…」
「僕は戦います」

あちらではキーファとアリスが、マルチェロを抑えている。
しかし、彼は複数の敵を相手にすることにかけては尋常ではない腕前を見せた。
加えて一振りで離れた相手も刻むらしいあの禍々しい剣。
自分も加わらなくてはいけないと、そう思い立ち上がった。

「ま、待てエイト…ッ!」

トロデは必死に制止した。
これ以上目の前で大切な『息子』に傷つかれるのは、自分の身を切り刻まれるように思う。
だが、エイトは王に、そして父に背いた。

「陛下。…行かせていただきます」
「……命令じゃ。…いや…頼む。お願いじゃ」

王は、地に手を付け、頭を下げた。
エイトは眼を丸くする。
兵士に懇願する王など、どこに居ようか。
しかし、震える声で、トロデは頼むのだ。
頭を上げさせるのさえ、躊躇われるほどに。
切に、願ったのだ。

「生きて、帰ってきてくれ…お願いじゃ…!!」

石畳に残る跡は涙か。
この言葉を投げかけた仲間は、再会叶わず、倒れた。
だから。
これ以上、失いたくなかった。
かけがえの無いひとを。

「……承知しました。仰せのままに、致します」

いつもの笑みを浮かべ、格式ばった礼をする。
だがその瞳には、王と同じく涙が浮かぶ。
溢れんばかりにこみ上げつつも、流すことなく踵を返し、戦場へ向かった。
必ず、帰る。
自分を息子と呼んでくれた恩義、必ずや果たす為。

─状況は最悪だった。
どんな偶然が重なればこうも悪化するのか。
一時は勝利を確信したにも関わらず、数々の不測の事態によりこの有様だ。
傷つき、血を流し、退路すら失われた。
天馬は、あの魔物も乗せていた。
紫髪の女共々、傷ついた男の傍に降り立っている。
そして女は、傷ついたあの男を癒そうとしていた。

こんなことならば、宿に奴ら二人がやってきたときに返り討ちにしておけば。
そもそも竜が追ってきてすぐ逃げることができていたならば。
マルチェロは軋むほど奥歯をかみ締めた。
しかし後悔をする暇も与えられてはいない。
最硬の鋼による斬撃を防ぐが、足元を隼の軌跡が掬おうと伸びる。

(くっ、小僧だけならまだしもこの小娘…!!なかなかの手練ッ!!)

キーファが受け、アリスが攻める。
かと思えばアリスが捌き、キーファが崩す。
アリスがキーファに指示を与えている為か、かなりのコンビネーションを短時間で築いていた。
こうしたリーダーの資質こそ、アリスの真の強さで。
感化され、キーファの剣が冴え渡りつつあるのをマルチェロは確かに感じ取っていた。

(じき、奴も立ち上がり私を追い詰める…!ちぃっ!)

そうすれば、状況は更に悪化するだろう。
思った通り治療もそこそこながら自分を見据え、槍を此方に構える。
軽い治療を終えた女も立ち上がり臨戦態勢に入るのかと思いきや、なにやら魔物と話している。
すると踵を返し、倒れ付す竜の下へと走り出した。

(まさか…!!)

あの竜すらこの状況で加わるというのか。
普段のマルチェロの理論的な思考ならば、それは突飛な発想だと一笑に付したであろう。
しかし、如何せん状況が悪かった。
加えて手の内の剣は、危機を察したか更に自己主張を激しくした。

(ワレニマカセロ!!ワレニクワセロ!!ミナゴロセッッ!!!)
(ええい、黙れ!気が散る…ッ!!)

マルチェロは焦燥の余り絶叫した。

「やめろォォォォッ!!!」
「!」

剣の先端は、背を目指す。
腕の伸びきったその瞬間、爆散するかのように先端から溢れ出るのは魔性の刃。
キーファの脇を抜け、ぐんぐんと伸びていく。
マリアは絶叫に振り返るも、対抗する手段が無い。
無慈悲に刃はなお向かう。
だが。
刺突は伸びて行き…そして横からの槍に、弾かれた。
立ちはだかるは、近衛兵エイト。

「…行って下さい!」
「あ…」
「急いで!!」
「ありがとうございます!」

エイトは思う。
彼女はたぶん、あの竜の元へ向かうのだろう。
竜王。
彼は、アレフさんと同じひと─ローラ姫の為に戦っている。
ここで彼を救うことは、きっとアレフさんの為になる。
彼に立ち上がる気力を与えたのは、命の恩人である勇者だった。

(行かれた)

マルチェロの焦りは頂点に達した。
掌は大量の汗が握られる。
肩で荒い息をするが、二人を寄せ付けないように剣は下ろさない。
その剣が、再び脈動する。

(…それしかないと…言うのか…?)
(ソレシカナイ)

話かけるまいと思っていたこの剣と、会話らしい会話を交わす。
決断を迫られていた。
一瞬だけ眼を閉じ、そしてまた開く。
溜息と共に、呼吸を再び落ち着けた。

(……貴様の力…存分に利用させてもらう。だが、意識を喰らえるものなら喰ってみろ…!!)

返事はなかったが、心臓がひときわ高く鼓動を打った。

熱い。
傷口が、いや全身が。
数々の人間の血を吸った剣もまた、熱い。
不可視の触手に締上げられるような息苦しさも感じた。
以前、暗黒神の杖を握ったときと非常に似ている。
感覚も、この状況も。
違うのは─

「……どうした?」
「…?」
「まとめてかかって来ないのか…?」
「なっ…」
「貴様ら、全員…」

─同調。
呪いの求める殺戮を、彼も望むことにした。

「皆殺しだ」
「っ!!!」

明らかに毛色を変えた瞳に、エイトとアリスは僅かに気圧された。
キーファもまた、踵を返し逃げ出したくなるほどの殺意を感じている。
だが。

「…っ、うおおおおぉぉーーーーっ!!」

がむしゃらに、愚直に、突っ込んだ。
激情に任せ、自分が怯えている事を否定したかった。
だがマルチェロは、余裕の表情を崩さぬまま彼の足元に蹴りを放つ。

「うわあっ!!!」
「キーファさんッ!」

前のめりに転倒したキーファの首筋にぴたりと皆殺しの剣が添えられた。
皆が動きを阻まれる。
キーファの視線は刃に向かず、自らに剣を突きつける男の目を真っ直ぐ睨み付けていた。

「…私には」
「え?」
「私には、王の血など、尊き血など、一滴たりとも流れてはいない」
「…?」
「……」
「だがここ…殺戮の宴では…そんなものに意味なぞない」

突如始まった口上に、アリスもキーファも唖然とする。
トロデはファルシオンの陰で硬直し、そしてエイトは戦慄した。
内容はまるで違うも、似たような状況に出くわしたことがある。

「だが私は頂点を目指しここにいる。自ら、この場所に立つ権利を掴み取ったのだ…!そう、貴様らと同じく他者を殺めてな」
「……貴方のような下衆と、一緒にしないでくださいッ!!」
「ならば…例えば、貴様が誰も傷つけず、殺めなかったとして…」
「く、そォっ!!」

ここまで喋ったところで、足元に転がるキーファが隙を突き氷の刃を振りぬいた。
小さな氷の粒が冷たい風と共に巻き起こる。
しかし、マルチェロは喉に突きつけた剣を離すと一瞬で後退し、手負いとは思えぬほどの動きで柱の残骸を駆け上った。
獣を彷彿とさせるその動きに、皆は反応しきれない。
そして必然的に、皆を見下す形となる。
キーファも、アリスも、トロデも。
皆、疑念の眼差しを彼に向けた。
唯一、エイトのみが。
沸々と湧き上がる怒りを、静かに滾らせていた。

「クク…その平和で、臆病な姿勢で、何が出来た?この混沌たる自体を嘆き、無事を祈る。それだけだ」
「…ッ」
「く…」

トロデは自分のことを言われているようで悔しさが募った。
自分は守られるばかりであった。
皆を諭し、励ますことはできても、結局危険な目に遭うのは若者達。
それが歯痒くてどうしようもなく感じられた。

「余りにも、下らぬ行いだ。…自ら戦わぬ愚か者、結託する弱者の群れなどには勝利は譲らん。我に裁かれよ。勝者に相応しきは、私だ」

それは果たして彼の言葉か、剣の言の葉か。
高みより見下し、彼らしくもない歯を剥いたまま下卑た笑みを浮かべる。
余りにも傍若無人たる振る舞いに、皆も闘志を奮わざるを得ない。

「この…下郎!!」
「勝手な野郎だ…!!」
「……」

エイトは言葉を交わさない。
もう、道は違えてしまった。
もう、彼に投げかける言葉など残されていなかった。

「何とでも言うがいい。貴様らの血肉、喰らってくれる!!」

マルチェロが剣を一振りすると、降り注ぐのはそれぞれに向かい来る禍々しき刃

「ぐ、くっ!!」
「うっ…きゃあァ!!」
「………っ!!」
「むおっ…!ぬわわぁ!」

最後列のトロデは攻撃を察した瞬間に、逃げ出そうとするも足が縺れ転倒してしまう。
しかし賢馬ファルシオンの活躍たるや大したもので、トロデの襟にがぶりと噛み付くとそのまま空へと飛び立った。
すかさず軌道を変えた紫の刃は上へと方向転換するが、天翔ける馬はそれを振り切った。
思わずトロデも安堵の溜息を漏らす。
しかし同時に、悲しく思う。
自分は逃げることしかできないのか。
自分にできることは何かないのか、と。
ファルシオンの首にしがみつき、鞍に跨り、手綱を握り締めた。
覚悟を、決める。
王の身分など知らぬ、一人の親として少しでも息子とその友人の役に立とう、と。
天馬ははるか眼下の戦場へ、向き直った。

「く、く…!」

前列に居たキーファとアリスには一際大きなそれが飛来したため、剣を眼前に構え防御した。
しかし、少女の剣は秘められた内なる乙女の心のように脆く儚く。
アリスの隼の剣が半ばから折れ飛び、かしゃんと音を立てて破片が散った。
防ぎきれなかったようで、剣に乗せられた怨念は左腿を掠めている。

「アリス、大丈夫か?足を…」
「平気です…!立てますッ!!」

キーファは手を貸し、アリスを助け起こす。
これしきで戦意喪失はせぬ、とアリスの瞳は前を向いたまま。

そんな彼らの後ろから進み出たのはエイト。
物言わぬまま『大防御』で刃を強引に弾いたようで、マルチェロの真正面に立ち槍を構え腰を落とす。
そんな彼を見下し、普段の顰めた眉にむっつりとした表情を作った。

「貴様は、その小僧の後に殺そうと思っていたが…先んじて殺されに来たか」
「……」

ふとキーファは気づいた。
エイトの周囲が、暑い。
紫炎のように、薄らと光が揺らめいているように見える。
解けかけたバンダナも、下からの風を受けているかにはためいた。

「順番を変えるか。すぐに葬ってやろう…あの、クズで、愚かな、女たらしのようにな」

普段のマルチェロならばこうもあからさまな罵りなど口にはしない。
普段のエイトならばこうもあからさまな挑発など乗りはしない。
二者をこうも乱したのは、どちらも殺戮の刃が所以であった。
そしてその殺戮の対象に選ばれた一人、マルチェロの弟、エイトの仲間。
その事実が、彼の中で決定的な何かを断ち切った。

「………ククールの、ことか………」
「……フッ」

小さく呟く。
同じ目的を志し、共に笑い合い、共に戦った仲間の名を。
この地にて倒れた、かけがえのない友の名を。

瞬間、土埃が巻き起こった。
エイトを中心に風が周囲へ向けて旋回する。
キーファとアリスは眼を見開いた。
彼の身体に起きた事態は尋常ではない。
紫炎は更に濃度を増し、大きく膨れ上がったかと思うと、火柱のように爆発的に盛る。
怒髪、天を衝くとはこの事か。
エイトの頭髪は逆立ち、頭に巻かれたバンダナを襤褸切れのように吹き飛ばした。
その形相から温和さは抜け、別人のような迫力を見せる。
怒りの矛先に向け、竜を思わせる咆哮を放った。

「…ククールのことかぁぁぁーーーーーーーーーっ!!!」

槍を握る手には力が篭る。
瞳は炎のように燃え盛り、辺りの全てを吹き飛ばさんばかりの怒りが爆散した。   


【E-4/アリアハン城跡地:西部/真昼〜】

【マルチェロ@DQ8】
[状態]:HP1/7 MP1/7 左目欠損(傷は治療) 胸に大きな爪傷 
    全身に裂傷 背中に×字の傷 軽度の火傷 呪縛と同調して高揚状態
[装備]:皆殺しの剣(呪)  魔封じの杖
[道具]:84mm無反動砲カール・グスタフ(グスタフの弾→発煙弾×1 照明弾×1)
[思考]:殺戮(剣に依存中は続きます)
※皆殺しの剣の呪縛がマルチェロの意識と同調しました

【エイト@DQ8主人公】
[状態]:HP2/7 MP微量 左肩に重度の打撲(初期治療済)全身に軽度の打撲と擦り傷  
     火傷 頭から少量の出血(止血)左目の下から耳にかけて傷(初期治療済)
[装備]:メタルキングの槍 はやてのリング
[道具]:支給品一式 首輪 あぶないビスチェ エルフの飲み薬(満タン)
[思考]:スーパーハイテンション 竜王を警戒? マルチェロに対する果てしない怒り

【キーファ@DQ7】
[状態]:HP4/5 両掌に火傷(治療済) 左膝下に裂傷(治療済) 両頬に裂傷(治癒)
[装備]:メタルキングの剣 氷の刃 星降る腕輪
[道具]:支給品一式 ドラゴンの悟り 太陽の石(ホットストーンから変異) 雨雲の杖 ロトの剣 
    トルネコのザック(聖なるナイフ 錬金釜 プラチナソード ラーの鏡 首輪×2)
[思考]:エイトの力になる 竜王を追い真実を問い質す

【アリス@DQ3勇者】
[状態]:HP2/3 MP1/2 左腕に痛み(後遺症) 左腿に傷(軽)
[装備]:隼の剣(折) 王者のマント 祈りの指輪(あと1.2回で破損)
[道具]:支給品一式×4 ロトのしるし(聖なる守り) まほうのカガミ
    ビッグボウガン(矢 0) 魔物のエサ インテリ眼鏡
[思考]:正義の名の下に殺人者を制裁する 仲間達を守る 『希望』として仲間を引っ張る
※隼の剣が折れました。剣の刃は周囲に落ちています。

【E-4/アリアハン城跡地:上空/真昼〜】

【トロデ@DQ8】
[状態]:HP2/3 頭部打撲(処置済)ペガサス:ファルシオンに騎乗
[装備]:イーグルダガー 布の服 メガザルの腕輪
[道具]:支給品一式×2
[思考]:皆の力になりたい 打倒ハーゴン メガザルに対する考察


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